ソフィア都筑 園芸通信 6月号
2019-06-21
「こんなに大きくなっているなんて、知らなかったわぁ。」
4月に植えたジャガイモがこんなに生長しました。
「そろそろかねぇ。」
「ちょっと早いんじゃねーの?」
「花が咲いていたら、たくさんできてるんだけどねぇ。」
「たくさん採れたら、どうやって食べよう。」
様々な声が飛び交う中、梅雨の中休みを狙って、収穫を行いました。
「こうやって掘るのよね。じゃぁ、そっちでイモを探してみて。」
「はいはい。あ、あった。小さいけど。」
「まぁ~~、なんて可愛らしいオジャガさん。」
「あら、これはまだね。んーー。」
結果は……
「これじゃ、お腹いっぱいにはならないね。」
「まぁ、ベランダでできただけでも、上出来上出来。」
「みんなで分けたら、お腹いっぱいにならないわねぇ。」
と、小さなジャガイモ達を囲んで、みんなで大笑い。
園芸をしていると植物を中心に考えがちですが、植物を育てる行為自体が重要と考えます。
植物を上手に育てて大きな収穫を得ることではなく、植物を育てる作業を通した体験こそが園芸療法の核とも言われています。
今回のジャガイモ収穫量としては成功とは言い難いかもしれませんが、ジャガイモの生長を楽しみにし、収穫を期待し、少ない収穫量に笑ったことに意味があったと感じました。
さて、今回収穫したジャガイモは、さっそくお料理クラブで調理する予定になっています。
どんな料理になるのでしょうか。
OT O本